会社を知る

日本の触媒分野をリードする日揮触媒化成。
業界をけん引していく企業として今後の役割や展望についてみていきたいと思います。

次世代エネルギーに取り組む“モノづくり企業”

日揮触媒化成株式会社は日揮グループの一翼を担う“モノづくり企業”で、2008年に触媒化成工業株式会社と日揮化学株式会社が合併して誕生しました。
当社の事業は、社名の通り触媒事業からスタートしました。触媒とは、目的の化合物を省エネルギー・省資源で効率よく作り出すことができるナノテクノロジーです。そして、触媒事業で培ってきた技術を核に、地球環境との調和や次世代エネルギーへの貢献を志向した環境・新エネルギー分野や、さらに様々な商品の高機能化・多機能化を支えるファイン分野への展開を進めてきました。

様々なものに、使われています

当社はB to Bの業態であり、お客様へ提供しているのは、最終製品を作るための素材や部材であるため、日ごろ皆さんが私達の製品を目にしたり、手に取ったりすることはありません。しかしながらその製品は、非常に多岐にわたる分野で活躍しています。
例えば、触媒事業の石油精製触媒は、世界中で年々厳しくなる環境規制に対応した石油燃料(ガソリン、灯・軽油等)をつくるのに欠かせないものであり、お客様毎に異なるプロセスに対応した多様な触媒を開発し、提供しています。また、環境・新エネルギー事業の脱硝触媒は、火力発電所、ゴミ焼却炉、大型船舶の排煙に含まれるNOx(窒素酸化物)やダイオキシンを除去し、酸性雨や光化学スモッグによる環境汚染を防ぐ触媒であり、当社が開発したその製造技術(ライセンス)が世界中で活かされています。ファイン事業の製品は、液晶テレビ、スマートフォンやタブレット、化粧品(ファンデーション、UVカットクリーム等)やメガネのレンズなど皆さんが日頃利用している様々なものに、機能を高めるための材料として使われています。
「日揮触媒化成株式会社」と書かれた最終商品こそありませんが、優れた研究開発力、製造技術をベースに、皆さんの生活の身近な、色々な場面で貢献しているのが当社製品です。

世界で活躍する少数精鋭

当社の社員数は、約500名と、けっして大きな規模ではありません。それでも世界中のさまざまな企業、顧客に、幅広い分野で製品や技術を提供し、評価頂けているのは、4つのナノ基盤技術(「ナノ粒子調製技術」「ナノ粒子配列制御技術」「ナノ細孔制御技術」「マクロ構造制御技術」)に基づく研究開発力と、研究・製造・営業・管理部門全てにおいて、社員一人一人が持てる力・能力を存分に発揮できる環境があるからです。
当社には、部下(若手)の話をまずは聞き、チャレンジさせる風土があります。途中で迷うことがあれば上司・先輩が相談に乗ってくれますし、的確なアドバイスがもらえます。

世界にまだないモノを作りませんか?

今やビジネス市場はボーダレス化しており、市場のニーズは日々目まぐるしく変化しています。今日必要なモノでも明日には不要になっているかもしれません。その変化を読み、新たなモノを開発し、ビジネスに繋げるのは至難の業ですが、当社には世界に通用する高いナノ基盤技術と製造技術があります。そこに皆さんの新しい発想・熱い想いが加われば、当社独自の高い技術をより進化・深化させ、新たな顧客価値を創出することが可能だと考えています。
当社で、世界にまだないモノを作り、素材の力で世界を進化させましょう!

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